自動車事故


男2人、女2人が深夜のドライブに出かけた。この4人は最近出会ったばかりで、男達は少しでも自分達に女の気を惹きたいと考えていた。そこで男達は、心霊スポットに行かないかと言い出した。真夜中の密室で、少しでもお近づきになりたかったのだ。女達はあまり乗り気ではなかったが承諾した。
その心霊スポットは海岸沿いをしばらく走った後にある。海岸沿いを走っている時は夜の海もキレイで、ドライブを楽しんでいた。だが、しだいに道は険しくなり、車の数も減っていく。雰囲気も徐々に怪しくなっていく。
ここで運転していた男Aが調子に乗ってアクセルを踏み込んだ。「キャハハハー!」「やめなよー!!」そんな事も言い合いながら4人は楽しんでいたはずだった。
だが、次のカーブを曲がりきれず、車はガードレールに突っ込んだ。男Aが目を覚ました時、そこは病室だった。「あっ、起きた!」「よかった」他の3人が男Aのベットを囲んでいた。幸いにも4人は無事だったのである。男Aは泣きながら謝った。「調子に乗ってごめん」他の3人は、怒りながらも無事だったんだから、と言った。
そんなことがあっても4人は休日一緒に遊ぶなど仲がよかった。けれども、あの日以来、4人で遊んでいる時に男Aの様子が少しおかしいのだ。すれ違う人が、奇妙な目で見てくるのだという。他の3人は「心霊スポットでふざけるから、何かに祟られたんじゃないか」何てからかっていた。男Aはしばらくその事を気にしていたが、次第に気にかけなくなっていた。
それから日は経ち、ある日の休日、4人は遊んだ帰りの車の中だった。男Bが「そういえば、あの事故からちょうど1年ぐらいだね」と言った。女達が「あったねそんなこと。あの時は死ぬかと思ったよー」それに対し男Bが「なぁ、もう一回あの場所に行ってみない?あの時、結局最後までいけなかったじゃん?」と言い出した。男Aはあの事故の責任を感じていたので、あまり乗り気じゃなかったが、他の3人が「行こうよ!」というので仕方なく車を走らせた。道中は1年前と同じく穏やかだった。けれども次第に口数は減って言った。
男Aが確認すると、他の3人は疲れからか、寝ていたのだった。仕方なく男Aは一人で音楽を聴きながら車を走らせ、あと少しで事故現場というところまで来たので、3人を起こそうとした。男A「おーい、起きろよ」
…返事はない。次の瞬間、男Aはパニックになった。ブレーキがきかないのである。「ちょっとお前ら起きろ!ブレーキがきかない!!」「おい!」と叫びながら横を見た。
三人の顔が真横にあった。それも笑っている。そしてぽつりと男Aに向かって3人は言った。「何でお前だけ生きてんの?許さないから」
車は1年前と同じ場所で事故を起こし、車は大破した。翌日、新聞のニュースで訃報が流された。
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2017-03-08 12:02 : 怖い話・都市伝説 : コメント : 0 :
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