こけし
小さい頃寝物語に聞いて未だに忘れられない話。
昔、貧しい寒村などでは男の子供は将来の働き手として重宝されたが、力もない女の子供は食い扶持が増えるだけで大した労働力にはならないので生まれて間もなく「口減らし」として殺されるのが常だった。
そんな名もなく殺され、人知れず埋められた女の子供を供養するため、農作業のできない冬場の手慰みも兼ねて
「こけし」がつくられたのだという…
「元々こけしはね、、子供を消すから『子消し』なんだよ」
そういえばこけしには女の子を形取ったものが多い気がする…
その夜は余計に寝付けなかったばかりか、以来箪笥の上古びたこけしも怖くて見られなくなってしまった私です
昔、貧しい寒村などでは男の子供は将来の働き手として重宝されたが、力もない女の子供は食い扶持が増えるだけで大した労働力にはならないので生まれて間もなく「口減らし」として殺されるのが常だった。
そんな名もなく殺され、人知れず埋められた女の子供を供養するため、農作業のできない冬場の手慰みも兼ねて
「こけし」がつくられたのだという…
「元々こけしはね、、子供を消すから『子消し』なんだよ」
そういえばこけしには女の子を形取ったものが多い気がする…
その夜は余計に寝付けなかったばかりか、以来箪笥の上古びたこけしも怖くて見られなくなってしまった私です
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